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プロフィール
HN:磯見仁月
職業:漫画家
自己紹介:
漫画家の卵。殻を破ろうと日々悶え中。趣味は読書と旅行と整理整頓。丸ペンと家庭用万能包丁が愛刀です。


新連載「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」(新潮社 月刊コミックバンチ)2018年12月21日開始



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漫画家・磯見仁月のブログです。                                 新連載「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」(新潮社 月刊コミックバンチ)
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メリークリスマス!!
仁月です。

クリスマス終わってますね!
すみません、書いてたのに友人と晩酌してたらあげ損ねました。
ということで遅らばせながら、クロノ・モノクロームのクリスマス漫画です。


「18世紀にもクリスマスってあるんですか?」
という質問をいただきましたが、もちろんあります。
クリスマスはイエス=キリストの生誕祭。
ヨーロッパはキリスト教国が多く、18世紀の神聖ローマ帝国の中でも、オーストリアは敬虔なカトリック教国。
現代でもクリスマスは盛んに祝われ、ドイツ地方のクリスマスマーケットはとても有名です。
雪がよく降る地方なので、ホットワインを片手にオーナメントや暖かい食べ物を楽しむのが現地の風物詩。
日本でもケーキやツリーで華やかにお祝いして、サンタクロースを待つのが当たり前になってきましたね。


ただ現代のスタイルが確立し始めたのは19世紀といわれており、18世紀のクリスマスは今とは違うものだったようです。
たとえばクリスマスツリー。
諸説ありますが、これは中世ドイツ地方から始まったのではないかといわれています。
今と違いシンプルなもので、飾りつけは主にリンゴだったとか。
キリスト教でいう「禁断の実」であるリンゴをモチーフに、「知恵の樹」の象徴として、また三角形の形に「三位一体」をなぞらえているとされ、もともと異文化とキリスト教が融合して生まれた産物だったようです。

サンタクロースも今のようなスタイルになったのは19世紀。
18世紀は地方によってさまざまな伝承があり、黒六たちのいるドイツ地方はサンタクロースの原型のひとつとなる古い言い伝えがありますが、こちらではまず双子だといわれています。
赤と白の聖職者の衣装をまとった聖ニコラウスは、よい子にプレゼントを配り、もうひとりの黒と茶の衣装をまとったクネヒト=ルーブレヒトは、悪い子にお仕置きをして回ったのだとか。
現代でもドイツにはこのいわゆる、「ブラックサンタ」的な名残が残っているそうですが、18世紀のケンペレンなら、喜んでこのサンタの役を引き受けそうですね。


さて、仁月は先週クロノ・モノクロームスタッフとの打ち上げも終わり、5巻のおまけペーパーなどを作っています。
打ち上げはとても盛り上がって、その写真やプレゼントもいただいたので、また年明けにでもまとめてあげようかと思います。
皆、本当にありがとう!!

ちなみにこれから年賀状の作成です。
年の瀬はなんだかんだで忙しいですね。
今回の年賀状と寒中見舞いは、両方とも書き下ろしです!
がんばるぞー!!

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