CATEGORY : クロノ・モノクローム うんちく
グーテン・ターク!!
仁月です。
ペン入れを徹夜であげ、夜から打ち合わせです。
単行本作業も一段落したので、ようやくブログも更新です。
クロノ・モノクローム 第1巻
何度でも宣伝するよ!!
何冊でも買ってくださいませ!!(土下座)
後、ペーパー等ですが、以下で入手可能です。
ペーパーというものがよく分からず、割と真面目に作ってしまいましたが、よろしければ集めてくださいませ~。
後、サイン色紙をおいてくださるのが数店あるようです。またペーパーもまとめて近日告知いたします。
さて、今回は久々にうんちくです!!
単行本に詰めようと思って取り置きしてたのに、収まりきらなかった。
もういっそうんちくだけで別冊をですね…。
以下、6~7話うんちくです。
長いのでお仕事・宿題片付けてから読んでね!!
もう取材の写真の総力をかけて背景を作画しました。
アシさんたちのトラウマ回です。
そしてその舞台、仁月が好きでたまらない…。
女帝はたびたびここを改装し、自分好みの可愛らしい黄色を基調に塗り替えました。
テレジアン・イエローと呼ばれ、今もオーストリアのトップの観光名所のひとつとして愛されています。
宮殿には世界初といわれる動物園があり、女帝とその夫、フランツが作り、デートしていたとか。
国民にも開放され、宮殿とはいえ、比較的オープンな王家だったようです。
さて、このシェーンブルン宮殿の取材。
バックステージでも触れましたが、なんと。
もう鼻血ものっていうか、正直その魅力を語りだしたら、それこそ単行本できる勢いなんですが、館員さんのみのところとかも入れてもらえて、仁月は昇天して、シェーンブルンの天井画の天使のひとつになるかと思いました。
6話に出てくる階段のシーンとかそうですね。
2階がタークの舞台となる大広間につながってまして、当時はまだありませんが、今は女帝の像が大広間に飾られ、宮殿を見守っています。
大広間は細長い形状、それが中央の壁をしきりに2列並んでいます。
ひとつは舞踏会用、ひとつは会食や休憩用などいろいろ組み替えて応用ができるようにしていたそうです。
調度品も品がよく、中国や日本のものも多くありました。
このことからも神聖ローマ帝国の繁栄ぶりや、交易の広さがうかがい知れます。
女帝の持っているセンスですが、これも日本のものが伝わり、ちょうどヨーロッパで大流行していたのです。
新しいファッションに飛びつくのは、今も昔も女性と変わりませんね。
そしてタークの披露。
きっかけとなったフランソワ・ペルティエとの諍いは史実です。
披露の手順も、ページの都合上多少飛ばしていますが、史実にのっとって作っています。
いずれ、そのうち飛ばした分もどこかの対局でねじ込みたいですね。
本当にタークは、その仕組みも、披露のレトリックもよくできているんです。
ケンペレンの頭脳とセンスにはただただ脱帽ですね!
単行本でもタークのうんちくについて少し触れているので、また見てやってくださいませ!
タークの動きやら、表現やら、試行錯誤でいろいろ悩んだのもいい思い出です。
今後、ずっと向かい合うテーマでしょうが、もっと面白い対局にできるよう頑張ります(キリ☆)。
優秀な外交官で、こういうお披露目の場所には欠かせない人だったようです。
史実ではナイトのツアーの後、ケンペレンが彼を指名し、対局が始まったそうで、貴族たちはその対極に釘つげになったようです。
ちなみに過去シーンで女帝と話しているのは、シェーンブルンの裏庭です。
奥に小高い丘があり、そこまで上ると宮殿を一望できます。
とてもじゃないけど歩き切れないくらい、広大なお庭です。
花や泉があり、本当に美しいので、オーストリアに行ったらぜひ立ち寄ってみてください。
おっともう時間がないのでこの辺で。
またうんちく分がたりなかったら加筆するかも。
今日はサンデー発売日。
クロノ・モノクロームも第15話です!!
反応・感想楽しみにしています。
応援宜しくね!!
仁月です。
ペン入れを徹夜であげ、夜から打ち合わせです。
単行本作業も一段落したので、ようやくブログも更新です。
クロノ・モノクローム 第1巻
by 磯見 仁月
4月18日発売です!!
何度でも宣伝するよ!!何冊でも買ってくださいませ!!(土下座)
後、ペーパー等ですが、以下で入手可能です。
アニメイト様
喜久屋書店様
イラストとおまけ漫画があります。ペーパーというものがよく分からず、割と真面目に作ってしまいましたが、よろしければ集めてくださいませ~。
後、サイン色紙をおいてくださるのが数店あるようです。またペーパーもまとめて近日告知いたします。
さて、今回は久々にうんちくです!!
単行本に詰めようと思って取り置きしてたのに、収まりきらなかった。
もういっそうんちくだけで別冊をですね…。
以下、6~7話うんちくです。
長いのでお仕事・宿題片付けてから読んでね!!
第6話
タークデビュー戦編スタート回です。もう取材の写真の総力をかけて背景を作画しました。
アシさんたちのトラウマ回です。
そしてその舞台、仁月が好きでたまらない…。
シェーンブルン宮殿!!
ハプスブルグ家の離宮であり、マリア=テレジア様のお気に入りの宮殿。女帝はたびたびここを改装し、自分好みの可愛らしい黄色を基調に塗り替えました。
テレジアン・イエローと呼ばれ、今もオーストリアのトップの観光名所のひとつとして愛されています。
宮殿には世界初といわれる動物園があり、女帝とその夫、フランツが作り、デートしていたとか。
国民にも開放され、宮殿とはいえ、比較的オープンな王家だったようです。
さて、このシェーンブルン宮殿の取材。
バックステージでも触れましたが、なんと。
宮殿丸ごと貸切取材でした。
もう鼻血ものっていうか、正直その魅力を語りだしたら、それこそ単行本できる勢いなんですが、館員さんのみのところとかも入れてもらえて、仁月は昇天して、シェーンブルンの天井画の天使のひとつになるかと思いました。
6話に出てくる階段のシーンとかそうですね。
2階がタークの舞台となる大広間につながってまして、当時はまだありませんが、今は女帝の像が大広間に飾られ、宮殿を見守っています。
大広間は細長い形状、それが中央の壁をしきりに2列並んでいます。
ひとつは舞踏会用、ひとつは会食や休憩用などいろいろ組み替えて応用ができるようにしていたそうです。
調度品も品がよく、中国や日本のものも多くありました。
このことからも神聖ローマ帝国の繁栄ぶりや、交易の広さがうかがい知れます。
女帝の持っているセンスですが、これも日本のものが伝わり、ちょうどヨーロッパで大流行していたのです。
新しいファッションに飛びつくのは、今も昔も女性と変わりませんね。
そしてタークの披露。
きっかけとなったフランソワ・ペルティエとの諍いは史実です。
披露の手順も、ページの都合上多少飛ばしていますが、史実にのっとって作っています。
いずれ、そのうち飛ばした分もどこかの対局でねじ込みたいですね。
本当にタークは、その仕組みも、披露のレトリックもよくできているんです。
ケンペレンの頭脳とセンスにはただただ脱帽ですね!
単行本でもタークのうんちくについて少し触れているので、また見てやってくださいませ!
第7話
デビュー戦、タークに搭乗しての初の対局回です。タークの動きやら、表現やら、試行錯誤でいろいろ悩んだのもいい思い出です。
今後、ずっと向かい合うテーマでしょうが、もっと面白い対局にできるよう頑張ります(キリ☆)。
相手のコベンツル伯爵。
実在の人物でタークのデビュー戦の史実上の対局相手です。
女帝お気に入りの臣下の一人で、史実上は人づきあいがうまく、賑やかな人だったとか。優秀な外交官で、こういうお披露目の場所には欠かせない人だったようです。
史実ではナイトのツアーの後、ケンペレンが彼を指名し、対局が始まったそうで、貴族たちはその対極に釘つげになったようです。
ちなみに過去シーンで女帝と話しているのは、シェーンブルンの裏庭です。
奥に小高い丘があり、そこまで上ると宮殿を一望できます。
とてもじゃないけど歩き切れないくらい、広大なお庭です。
花や泉があり、本当に美しいので、オーストリアに行ったらぜひ立ち寄ってみてください。
おっともう時間がないのでこの辺で。
またうんちく分がたりなかったら加筆するかも。
今日はサンデー発売日。
クロノ・モノクロームも第15話です!!
反応・感想楽しみにしています。
応援宜しくね!!
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